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秋の恒例

 

10月に入って急に季節が進み、秋の味覚が満彩ですね。夏が終わり寒さに向かっていくこの時期は寂しくなりますが、店頭で林檎の紅玉を見つけるとワクワクします。

一時期、紅玉を作る農家さんが少なくなったらしく探しまわっていた年もありました。最近はよく出回っていて、この期間は目にすると買っては、甘さを大分減らしシナモンを効かせて自分好みにせっせとカラメリゼを作っています。

ヨーグルトに添えて、たまにパウンドケーキやチーズケーキに混ぜこんで焼菓子にしたりします。

子供の頃には母がよくお菓子を作ってくれました。マドレーヌ、キャロットケーキ、バナナパウンドケーキ、固めのプリン、そしてパイ生地を格子状に編んだアップルパイ。私が小学生の頃からは手伝いもするようになりました。

十代の頃は編み編みアップルパイも作りましたが、もう面倒なのでタルトタタンになり、それもいつしか混ぜて焼くだけのものという、年と共にシンプルに…というか手抜きに。白砂糖も小麦粉、バターも久しく買わなくなり、米粉を使っての自己流お菓子です。

紅玉が終わりの頃には本格的な冬で益々寂しくなります。林檎カラメリゼの食べ過ぎと寒さで縮こまった身体をバレエで解消しなければ!

 

manzana🍎