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お稽古事って、良いものですね

大人のクラシックバレエ。

 

思えば、これまでで一番長く続けているお稽古事となりました。

 

飽きっぽい私がずっと続けていられるのも、優しい先生方と楽しいお仲間の皆さんのおかげです。

 

 最初の頃は「レオタードなんてとんでもない!私はTシャツ&ジャージで十分」と思っていました。その頃は皆さん初心者で、バレエウエアを着ている方はほとんどいなかったように思います。

 

ところが数カ月たつと、ちらほらレオタード派が増えてきました。聞けば、レオタードの方が動きやすいし、手足のポーズもはっきり見えて上達が早いとか…。

 

うーん、そうかぁ、でもこの体形だし~、憧れるけどバレエショップは敷居が高いし~、と悩みつつ恐る恐るネットで購入。もちろんピンクタイツとお尻を隠すスカートも必須アイテムです。かくして嬉し恥ずかし「レオタードデビュー」となりました。

 

 ちょっとドキドキしたけれど、実際着てみると確かに動きやすい。鏡の中の自分の姿に幻滅しながらも、「あら、素敵ね」とありがたいお声も頂戴しバレエレッスン気分を味わえました。昔読んだバレエ漫画では、ここで「あなたにはレオタードなんて似合わないわ」という台詞が聞こえてくるのですが、どうやらそれもなさそうです。

 

あれほど悩んだのにデビューはあっけないものでした。以来十数年、自分には縁がないとか他の人の視線が気になるとか躊躇する必要ないんだ、憧れているならチャレンジすれば良いんだと思えるようになりました。

 

そんな心境になれたのも、このサークルがあたたかい雰囲気で皆さんとっても優しいから。…と同時に、年齢を重ねて私が単にずうずうしく怖いもの知らずになったから…もあるかな?

 

どちらにしても、バレエはチャレンジの素晴らしさを教えてくれました。

 

お稽古事って、何歳になっても良いものですね!

 

 ~追記~

 

コロナも落ち着きつつある春、入会を考えていらっしゃる方へ

 

今でも、全員がレオタードを着ているわけではありません。

 

もちろんTシャツ&ジャージでOKですので、念のため。

 

 ピンクのお姉さま